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落ちないリンゴ

平成3年9月28日早朝
津軽地方を襲った台風19号。

町のいたるところで
電柱が倒れ建物が損壊しトタン屋根が
飛んでしまうほどの強烈な台風でした。

青森
津軽地方といえばリンゴ。

リンゴ農家は
言葉が出なくなるほどの被害。

収穫前のリンゴが木から落ち、
あたり一面に敷き詰められている。

そんな状況を見て
りんご生産に見切りをつけた人も
いたそうです。

ところが
この危機的な状況を
いとも簡単に切り抜ける打開策が
若いリンゴ農園経営者の間から
提案されました。

さて
どのような提案だったでしょう?

・・・

・・・

・・・

正解は
50メートル以上の暴風にも耐えた

落ちないりんご」

全国の神社で
受験生に縁起物として販売する
というアイデアだったのです。

そのリンゴは
瞬く間に完売し
リンゴ農園の経営は守られました。

めでたし、めでたし。

・・・

こんな話もある。

アメリカ
ミネソタ州であった話。

ある年
リンゴ畑に数十年ぶりで
大粒のヒョウが降った。

かなり大粒のヒョウで
収穫を目前に控えたリンゴは
次々と地面に叩き落とされてしまいました。

地面に落ちたリンゴ。

その表面には
ヒョウのあとがつき
真っ黒に変色してしまった。

リンゴ農家は大損害。

途方にくれていました。

しかし、
リンゴ農家で働く
20代の青年ジョージは違いました。

彼はそれを
チャンスだと考え
落ちたリンゴを積み
その隣に自作の看板を立てたのです。

そのアイデアで
傷ついたリンゴは
爆発的に売れました。

みなさんなら
どう売りますか?

・・・

・・・

・・・

ジョージが書いた
看板の文章は以下。

「このリンゴは
自然の恵みを受けたリンゴです!
数十年ぶりのヒョウに打たれた
珍しいものです!
おかげで甘みが増しました。
ヒョウに打たれた証拠は
表面の黒い斑点です。」

リンゴはあっという間に売り切れ
むしろ、例年より売上を伸ばした、
ということです。

(出典:「落ちたリンゴを売れ!」)

・・・

まず
ジョージ以外の農家は
リンゴを廃棄処分するしかないという

「マイナス思考」

しか浮かびませんでした。

理由は

「傷んだリンゴは商品じゃない」

という
決めつけ
思い込み
固定概念が
あったからです。

これに対しジョージは
全く同じ状況を「プラス」ととらえます。

「傷んで甘みが増した」
「こんなヒョウはしばらく降らない」

という発想から
ウルトラC案につなげました。

以前も伝えましたが

発想段階ではポジティブに

計画段階ではネガティブに。

ポジティブかネガティブか
どちらが良いか?という話ではなく
もちろん役割分担なんだけど、

ジョージみたいな人が

人に夢を与えて
新しい発想で人をワクワクさせる。
のだと思う。

・・・

という話を
仙台の菅野SVが研修で
アルバイトに熱弁していた。

研修デビュー戦だったが
すごく良かったと思う。

・・・

僕自身に置き換えて
菅野の話を聞いていた。

俺は
社長のやりたい事を実現したくて
ネガティブシミュレーションや
ロジカルシンキングが出来るようになった。

井上さん、
森尾さん、
渡邊さん、
山ちゃん、
というサポーターが大量にいたから

ラテラルシンキングを
自由にさせたもらえた。

固定概念や常識という
失敗するための法則に
とらわれなかったのも
環境のお陰だった。

もちろん
現場のみんなへの感謝も忘れず

これからも
人が何気に苦労して
自分が得意なことを探しながら
色々と挑戦していこう。

出来る理由を考え
プロとして期待以上の仕事を
常にしていきたい心に誓った
菅野のお話だった。

「落ちないリンゴ」への2件のフィードバック

  1. 青森のリンゴの件も
    アメリカのリンゴの件も
    結果を見ようとスクロールする前に
    自分なりに答えを出そうしましたが
    30秒してもC案出てこなかったので
    まだまだもっともっと鍛えます…。

    人が何気に苦労していて
    自分が得意なことを探す

    自分ができることを極めようと
    太陽さんからアドバイスいただいた
    今の私にとってめちゃくちゃ響きました!

    できること、得意なことを探すのが
    苦手なので日々の営業で
    どんなに忙しくても自分なりに
    楽にできることってなんだろうって
    模索しながら営業入ろうと思います!

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