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4歳の男の子

こんな子供がいた。

4歳の男の子。

いつも
姉と兄にいじめられていたので
常に彼らに対する仕返しを考えていた。

だから
その男の子は
姉兄をよく観察するくせがあった。

その成果なのか
人の欠点や苦手なこと

もちろん逆に
人が喜びそうなことも

見つけることが
人より得意になった。

ある日
姉はセミが嫌いだということを知り
セミを捕りにいった。

セミを捕りにいったものの
沢山のセミをつかまえるには

高い所にいる
セミも捕らなければならないが

アミが届かなくて自分では
うまく捕ることができなかった。

どうすれば
あの木の上にいる
セミがとれるのか?

その男の子は
一生懸命考えた。

そして
こういう結論に至る。

自分に出来ないんだから

「できる人にやってもらおう」
「通りすがりの大人にとってもらおう」

そこから
道行く人を
よーく観察をし
人柄の良さそうな人に
一匹ずつとってもらう事にした。

やがて
赤の他人にお願いをして
セミを捕ってもらえる確率は
100%になり人を見る目を養った。

さらに
学んだことは
それだけではない。

「自分なんてちっぽけだ」

という事にそのとき気付き

「人に協力してもらうと
 自分の能力以上のことが
 できるものなんだ」

ということを学んだ。

無事、
その男の子は
カゴ一杯にセミをゲットし
姉の部屋に全て解き放ったとさ。

いつもの仕返し成功。

めでたしめでたし。

・・・

この男の子
何を隠そう4歳の僕のこと。

なぜ
こんな話をしたかというと
この頃の経験が今の自分の
仕事の進め方にそのまま
影響しているからです。

僕は
店舗を創り上げていくとき
何か新たな取組みをするとき
社内に仕組みを作るとき
気をつけていることがある。

それは、

「自分は誰かに協力を
 してもらわないと何も出来ない」

という前提で
全てを設計するということ。

自分は一人ではちっぽけ
という前提で仕組みを作ると
その仕組みが磨き上がる。

自分がいるから
成り立っている仕組みは
基本的につくらない。

自分の個人能力に
依存する取組みはしない。

僕ではなく
みんなの力を活かすことで
お客様満足につながる仕組みを
設計するように心がけている。

例えば

「鳥耕作」

これは
僕が考えた理論よりも
スタッフのプレゼンが重要な要素だ。

スタッフの
プレゼンテーションによる
付加価値がなければ
あれはただの紙切れだとさえ
僕は思っている。笑

天王洲アイルで取組んでいる
全ての取組みもこの考え方を
意識しながらつくることにより

スタッフの成長なくして
成功しないモデルにすることにより

マニュアルに
縛られた人材よりも
成長をする。

そして
その戦略は
長期的な戦略となり
戦略の寿命が伸び

他社が
真似出来る可能性を
極限まで下げることが出来る。

・・・

葛西店の頃
僕が異動をした後

葛西店は
大きく売上を落とした。

同じ立地
同じ商品
同じ人材

であるにも関わらず。

葛西店の売上が落ちても
会社で僕を責める人間はいなかった。

でも
残されたスタッフが
もがいている姿を見て
本当に反省したことを
今でもよく覚えている。

「同じ失敗をしてはいけない」
「本当にダメな人間は
 失敗を次に生かせないやつ」
「自分がいなくても大丈夫な
 組織をつくらなければいけない」

こんなプレッシャーを
自分にかけながら

錦糸町店のスタッフに協力してもらい

「CIS=EIS」
「ジャブ戦略」

という
営業の考え方にたどり着いた。

結局のところ

子供の頃の経験
葛西店時代の失敗体験
錦糸町店の成功体験

これらの経験が
僕の仕事の進め方に
大きな影響を及ぼしている。

人を見る目を養い
その人間の潜在能力を見極める

人の協力、共感により
大きな力を生み出せる

自分が出来ること
出来ないことを見極める

思い出せば
4歳の頃から直感的に
学んでいたのだろう。

言い換えると
4歳なんだな今も、笑

これからも
少しずつ成長出来るように
頑張っていきましょー

写真:はじめて買った漫画

「4歳の男の子」への4件のフィードバック

  1. お疲れ様です。
    いつも楽しみにブログ拝見させて頂いてます。
    私がはじめて買った漫画は

    ドラゴンボール3巻でした。

    そんな私も今では、一児(3歳)の父親です。
    息子の行動に一喜一憂しながら、それを日々の仕事に活かせぬものかと検討中であります。
    いつも我々社員一同に刺激のあるブログありがとうございます。

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